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塾講師が伝える「中学数学の本質」
中学数学の「なぜそうなるのか?」を、現役塾講師の視点からわかりやすく解説。
計算ミスの原因、途中式の書き方、公式の意味など、つまずきやすいポイントを丁寧にほぐしていきます。
丸暗記ではなく「納得して前に進む」ことを大切に。
数式の意味が見えるようになる指導を目指しています。
このブログでは、
中1〜中3の各単元を段階的に解説
生徒がよく間違えるポイントを例に解説
塾現場での教え方や教材の紹介 など
現役指導者として日々の指導経験をもとに、学びやすさを第一に発信しています。
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中学数学「関数」まとめ|比例・反比例・一次関数を体系的に整理
中1 関数(比例・反比例) ① xって何?関数に出てくる文字の意味関数に登場する文字「x」「y」の役割を整理。数字の入れ物としての意味を理解。 ② 「比例している」ってどういうこと?2倍・3倍の関係「2倍なら2倍、3倍なら3倍」―比例の定義をしっかり押さ... -
中学数学「データの活用」まとめ|中1〜中3を体系的に整理
中1 データの活用 ① 代表値(平均・中央値・最頻値) 代表値の基本と使い分け。外れ値に注意! ② グラフの種類と使い分け 円グラフ・棒グラフ・折れ線グラフの特徴。 ③ 度数分布表とヒストグラム 大量のデータを整理する方法。 ④ 散らばり(範囲・四分位範... -
中3数学「データと確率」まとめ|標本調査や確率の考え方を実生活でどう活かす?
導入 中3の「データの活用」では、 標本調査(母集団と標本) 確率の発展(余事象・少なくとも1回は・組合せ) といった内容を学びました。これらは単なる計算ではなく、実生活やニュースを理解するための“道具” です。 この記事では、中3で学んだ内... -
中3数学「組合せを使った確率」入門|カード・くじ引きの応用問題を解説
導入 中2までの確率では、サイコロやコインのように「順序を区別する事象」が中心でした。中3になるとさらに一歩進んで、「順序を考えない場合」=組合せ を使った確率を学びます。 カードやくじ引きの問題に欠かせない考え方で、入試頻出分野のひと... -
中3数学「確率の発展」|余事象と『少なくとも1回は』の考え方を解説
導入 中2までの確率では「有利な事象の数 ÷ 全事象の数」で基本を学びました。中3になると、もう一歩進んで 余事象(よじしょう) や 『少なくとも1回は〜』の確率 を扱います。 「全部を数えるのが大変!」というときに役立つ便利な... -
中3数学「標本調査」入門|母集団と標本・無作為抽出の考え方を解説
導入 「クラス全員の身長を調べたいけど、1人ずつ測るのは大変」「全国の有権者の意見を知りたいけど、全員にアンケートはできない」 こんなときに使われるのが 標本調査 です。中3の「データの活用」では、母集団(調べたい全体)と標本(調べる一部)の... -
中2数学「確率とデータ」まとめ|ニュースや日常生活でどう役立つ?
導入 中2で学ぶ「データの活用」では、確率・散らばり・箱ひげ図 などを学んできました。テストや教科書の中だけの知識にとどめるのはもったいない!これらは実生活やニュースの中で「ものごとを正しく理解する力」につながります。 この記事では、確... -
中2数学「四分位範囲と箱ひげ図」入門|データの散らばりをくわしく表す方法
導入 中1で学んだ「範囲(最大-最小)」はシンプルで便利ですが、外れ値(極端に大きい値や小さい値)があると、実態を正しく表せないことがあります。そこで中2では、より安定した「散らばりの指標」として 四分位範囲 を学びます。そして、こ... -
中2数学「樹形図と表で整理する確率」|サイコロやコインの複数回試行をわかりやすく解説
導入 中2の確率では、サイコロやコインを2回以上使う場合が登場します。1回だけなら数えるのは簡単ですが、2回・3回となると結果が増えて、頭の中だけでは整理しきれなくなります。 そこで便利なのが 樹形図 と 表 です。この記事では「数え落としや重複を... -
中2数学「確率の基本」入門|サイコロ・コインで学ぶ確率の考え方
導入 中学2年生の数学では、「データの活用」の続きとして**確率(かくりつ)**を学びます。「確率」とは、ある事柄が起こる可能性を数で表したものです。サイコロやコイン投げのようなシンプルな試行から、日常生活での「雨が降る確率」や「ガチャでレア...