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【中1・文字式】一次式の乗除|かけ算・わり算の基本ルール

目次

導入

文字式では、足し算・引き算だけでなく、かけ算・わり算も大事なポイントです。今回は、文字式における乗除の基本的なルールを紹介します。


ポイント①:かけ算の省略

文字式では、かけ算記号「×」を省略するのがルールです。

3 × a → 3a
1 × a → a(1は省略)
a × b → ab

また、文字はアルファベット順に書くのが一般的です:

b × a → ab(aが先)

ポイント②:わり算は分数で表す

わり算は、分数の形に直すのが基本です。

a ÷ 2 → a⁄2
6a ÷ 3 → 6a⁄3 → 2a

数字同士や文字と数字で約分できる場合は、必ず簡単にしましょう。


ポイント③:分配法則に注意

かっこのある式では、分配法則を使います。

3(a+2) → 3a+6
(a+5) ÷ 2 → a⁄2+5⁄2

わり算も分配できる点に注意しましょう。


まとめ

  • かけ算は省略して書く(数字や文字は順番に)
  • わり算は分数にして書く
  • かっこがあるときは分配法則を使う
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この記事を書いた人

塾講師が伝える「中学数学の本質」
中学数学の「なぜそうなるのか?」を、現役塾講師の視点からわかりやすく解説。
計算ミスの原因、途中式の書き方、公式の意味など、つまずきやすいポイントを丁寧にほぐしていきます。

丸暗記ではなく「納得して前に進む」ことを大切に。
数式の意味が見えるようになる指導を目指しています。
このブログでは、

中1〜中3の各単元を段階的に解説
生徒がよく間違えるポイントを例に解説
塾現場での教え方や教材の紹介 など
現役指導者として日々の指導経験をもとに、学びやすさを第一に発信しています。

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