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【中学数学】(a+b+3)(a+b−1)の展開|置き換えで簡単にする方法

目次

導入

(a+b+3)(a+b−1) のような式を展開しようとして、
「項が多すぎて整理できない」と感じたことはありませんか?

そんなときに使えるのが 「置き換え」 です。
同じかたまり(a+b)が2つの式に共通しているとき、
それをひとまとめにして整理すると、驚くほどスッキリ展開できます。

この記事では、a+b+3 と a+b−1 のような式を
E=a+b と置き換えて展開する流れをわかりやすく説明します。


この記事は中学数学「式の展開」シリーズの一部です。
👉 流れを体系的に整理したまとめ記事はこちら
中学数学「式の展開」まとめ|体系的に整理


例題:(a+b+3)(a+b−1) を展開せよ

ステップ①:置き換える

共通する a+b を、別の文字に置き換えます。

E=a+b とおく
→ (E+3)(E−1)

ステップ②:公式で展開

(E+3)(E−1) = E²+2E−3

ステップ③:元に戻す

→ (a+b)²+2(a+b)−3
→ a²+2ab+b²+2a+2b−3

置き換えのポイント

  • 複雑な塊(a+b)をまるごと置き換えると、式がシンプルに
  • 戻すときは丁寧に2乗と掛け算の展開を忘れずに
  • 特にこのような3項ずつの式は、置き換えがほぼ必須

まとめ

  • (a+b+3)(a+b−1) は E=a+b に置き換えて展開
  • 戻すときは2乗の展開も丁寧に書く
  • 式が複雑なときほど、置き換えが有効!



    この記事は中学数学「式の展開」シリーズの一部です。
    👉 流れを体系的に整理したまとめ記事はこちら
    中学数学「式の展開」まとめ|体系的に整理
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この記事を書いた人

塾講師が伝える「中学数学の本質」
中学数学の「なぜそうなるのか?」を、現役塾講師の視点からわかりやすく解説。
計算ミスの原因、途中式の書き方、公式の意味など、つまずきやすいポイントを丁寧にほぐしていきます。

丸暗記ではなく「納得して前に進む」ことを大切に。
数式の意味が見えるようになる指導を目指しています。
このブログでは、

中1〜中3の各単元を段階的に解説
生徒がよく間違えるポイントを例に解説
塾現場での教え方や教材の紹介 など
現役指導者として日々の指導経験をもとに、学びやすさを第一に発信しています。

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