目次
導入
係数がついた式の展開は、いきなり公式を当てはめようとするとミスしやすいもの。そんなときは「一時的に置き換える」方法が有効です。
今回は (2x+3)² の展開を、置き換えを使ってわかりやすく解いてみましょう。
例題:(2x+3)² を展開せよ
ステップ①:置き換える
共通して出てくる 2x を、別の文字 A に置き換えます。
A=2x とおく
→ (A+3)²
ステップ②:公式で展開
(A+3)² = A²+6A+9
ステップ③:元に戻す
→ (2x)²+6×2x+9
→ 4x²+12x+9
置き換えのポイント
- 何度も出てくる部分(この場合 2x)を文字にする
- 戻すときは () を必ずつけて代入
- 途中の式を丁寧に書けばミスを防げる
まとめ
- (2x+3)² は公式に当てはめる前に「A=2x」で置き換えるとスッキリ
- 展開後は「A=2x」を戻して答えを完成させる
- 係数がある展開は置き換えを使うとミスが減る!
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