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【(x+2)²=3のような形】平方根を使って解く方法をマスターしよう

目次

導入

たとえばこんな方程式:

(x + 2)² = 3

この形は、因数分解もできないし、いきなり展開するのも大変そう。でも、実は「平方根」の考えを使えばすぐに解けるタイプの問題です。

この記事では、2乗の形になっている二次方程式を、平方根を使って解く方法を解説します。


結論

(x + a)² = b の形は、x + a = ±√b に直して解く

そのあとで、a を移項すればOK!


実際にやってみよう

例:

(x + 2)² = 3

まず両辺に平方根をつける:

x + 2 = ±√3

次に、−2 を移項する:

x = ±√3 − 2

これが答え!

※ 通常は「−2 ± √3」と書くことが多いです。


なぜこれでいいの?

(x + 2)² = 3 という式は、
「2乗して3になる数は何か?」ということなので、

x + 2 = ±√3

とすればOK。

このあとに x を求めるために −2 を移項する、という流れになります。

→ このパターンを知っていれば、平方完成したあとの式もすぐに解けるようになります!


よくある間違い

  • ± をつけ忘れる
  • 平方根をとったあとに移項をしない
  • √ の中を簡単にできるときにそのまま放置(たとえば √4 をそのままにする)

練習問題

問題1:次の方程式を解きなさい

(x - 1)² = 5
(x + 3)² = 8

問題2:答えの形を整理しよう

(x - 4)² = 7
→ x = 4 ± √7

まとめ

  • (x + a)² = b の形は、平方根を使って ±√b に
  • そのあと、x を求めるために移項
  • 平方完成のあとにもよく出てくる大事なパターン!
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この記事を書いた人

塾講師が伝える「中学数学の本質」
中学数学の「なぜそうなるのか?」を、現役塾講師の視点からわかりやすく解説。
計算ミスの原因、途中式の書き方、公式の意味など、つまずきやすいポイントを丁寧にほぐしていきます。

丸暗記ではなく「納得して前に進む」ことを大切に。
数式の意味が見えるようになる指導を目指しています。
このブログでは、

中1〜中3の各単元を段階的に解説
生徒がよく間違えるポイントを例に解説
塾現場での教え方や教材の紹介 など
現役指導者として日々の指導経験をもとに、学びやすさを第一に発信しています。

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