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【中3数学】因数分解の基本|共通因数でくくる考え方と例題 a(x−y)+b(x−y)

目次

導入

因数分解の中でも、まず最初に覚えるのが**「共通因数でくくる」**パターンです。
たとえば、a(x−y)+b(x−y) のように、同じかたまり(x−y) が複数出てくる式では、
それをひとまとめにして整理することで、すっきりした形に変えられます。

この記事では、この「共通因数でくくる」基本型の考え方と、
実際の例題 a(x−y)+b(x−y) の解き方をわかりやすく解説します。


この記事は中学数学「因数分解」シリーズの一部です。
👉 流れを体系的に整理したまとめ記事はこちら
中学数学「因数分解」まとめ|体系的に整理


例題:a(x−y)+b(x−y) を因数分解せよ

ステップ①:共通するかたまりを見つける

(x−y) が両方の項に共通している

ステップ②:共通因数でくくる

a(x−y)+b(x−y)
= (a+b)(x−y)

ポイント

  • 共通部分が「x」「y」などの文字であっても、式全体をひとまとまりとしてくくることができる
  • くくった後の式を展開すれば、元の式に戻ることを確認しよう

まとめ

  • 共通因数(かたまり)を見つけたら、前に出して ( ) を使う
  • 因数分解は「共通部分探し」と「式をまとめる作業」
  • 展開で元に戻ることを必ず確認しよう



    この記事は中学数学「因数分解」シリーズの一部です。
    👉 流れを体系的に整理したまとめ記事はこちら
    中学数学「因数分解」まとめ|体系的に整理
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この記事を書いた人

塾講師が伝える「中学数学の本質」
中学数学の「なぜそうなるのか?」を、現役塾講師の視点からわかりやすく解説。
計算ミスの原因、途中式の書き方、公式の意味など、つまずきやすいポイントを丁寧にほぐしていきます。

丸暗記ではなく「納得して前に進む」ことを大切に。
数式の意味が見えるようになる指導を目指しています。
このブログでは、

中1〜中3の各単元を段階的に解説
生徒がよく間違えるポイントを例に解説
塾現場での教え方や教材の紹介 など
現役指導者として日々の指導経験をもとに、学びやすさを第一に発信しています。

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