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【置き換えで攻略】(3x−2)² の展開

目次

導入

係数があると展開の公式が見えづらくなることがあります。今回は (3x−2)² を、置き換えによってすっきり解いてみましょう。


例題:(3x−2)² を展開せよ

ステップ①:置き換える

共通して出てくる 3x を、別の文字 B に置き換えます。

B=3x とおく
→ (B−2)²

ステップ②:公式で展開

(B−2)² = B²−4B+4

ステップ③:元に戻す

→ (3x)²−4×3x+4
→ 9x²−12x+4

置き換えのポイント

  • 何度も出てくる部分(この場合 3x)を文字にする
  • 戻すときは () を忘れずに
  • 展開の途中式を省略せずに丁寧に

まとめ

  • (3x−2)² はまず B=3x に置き換えて展開
  • 最後に戻すことで、複雑な式も簡単に解ける
  • 置き換えはミス防止に非常に効果的!
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この記事を書いた人

塾講師が伝える「中学数学の本質」
中学数学の「なぜそうなるのか?」を、現役塾講師の視点からわかりやすく解説。
計算ミスの原因、途中式の書き方、公式の意味など、つまずきやすいポイントを丁寧にほぐしていきます。

丸暗記ではなく「納得して前に進む」ことを大切に。
数式の意味が見えるようになる指導を目指しています。
このブログでは、

中1〜中3の各単元を段階的に解説
生徒がよく間違えるポイントを例に解説
塾現場での教え方や教材の紹介 など
現役指導者として日々の指導経験をもとに、学びやすさを第一に発信しています。

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