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【応用:係数付き】(3x−2)² の展開も公式でバッチリ!

目次

導入

「(a−b)²」の公式は知っていても、「(3x−2)²」のように係数があると戸惑う生徒は多いです。

この記事では、係数付きでもスムーズに公式が使えるように練習していきます。
また、あえて分配法則で確認する方法も紹介します。


例題:(3x−2)² を展開せよ

公式:(a−b)² = a²−2ab+b² を使う。

このとき、a=3x, b=2 と考える。

(3x−2)²
= (3x)² − 2×3x×2 + 2²
= 9x² − 12x + 4

→ マイナスが入っても「2ab」の符号に注意すれば問題なし!


別の確認方法:分配法則で展開

公式に頼らずに展開する方法も確認:

(3x−2)(3x−2)
= 3x×3x + 3x×(−2) + (−2)×3x + (−2)×(−2)
= 9x² − 6x − 6x + 4
= 9x² − 12x + 4

→ しっかり合ってることが確認できる!


ポイント

  • 「a²・−2ab・b²」の形を守ること
  • −2ab の符号に注意(2abを計算したあとマイナスをつける)
  • たまには分配法則で確認するのも大事

練習問題

問題1:

(4x−1)² を公式で展開せよ。

問題2:

(2a−5)² を展開せよ。

問題3:

(−x−3)² を分配法則を使って展開せよ。


まとめ

  • 係数があっても公式をそのまま使える!
  • 符号の処理に慣れるため、分配法則でも確認しよう
  • 展開後は項を整理してきれいに書くこと
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この記事を書いた人

塾講師が伝える「中学数学の本質」
中学数学の「なぜそうなるのか?」を、現役塾講師の視点からわかりやすく解説。
計算ミスの原因、途中式の書き方、公式の意味など、つまずきやすいポイントを丁寧にほぐしていきます。

丸暗記ではなく「納得して前に進む」ことを大切に。
数式の意味が見えるようになる指導を目指しています。
このブログでは、

中1〜中3の各単元を段階的に解説
生徒がよく間違えるポイントを例に解説
塾現場での教え方や教材の紹介 など
現役指導者として日々の指導経験をもとに、学びやすさを第一に発信しています。

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