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【因数分解の基本】積と和に注目するパターンを攻略しよう

目次

導入

因数分解でよく登場するのが、次のような形:

x²+5x+6

このような式は「かけて定数項、たして一次の係数」になる2つの数を見つけて、2つのかっこに分けるのがポイントです。


例題1:x²+7x+10 を因数分解せよ

ステップ①:かけて10、たして7 になる2数を探す

2×5=10、2+5=7

ステップ②:因数分解の形にする

x²+7x+10 = (x+2)(x+5)

ステップ③:展開して確認

x²+5x+2x+10 = x²+7x+10

例題2:x²+11x+30 を因数分解せよ

ステップ①:かけて30、たして11

5×6=30、5+6=11

ステップ②:因数分解の形にする

x²+11x+30 = (x+5)(x+6)

ステップ③:展開して確認

x²+6x+5x+30 = x²+11x+30

ポイントまとめ

  • かけて定数項になる2数を列挙しよう
  • その中で、たして一次の係数になる組を探す
  • 見つかったら、かっこの形にして展開で確認

まとめ

  • 積と和の条件を両方満たすペアを探すことがコツ
  • 展開して戻るかを必ず確認するクセをつけよう
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この記事を書いた人

塾講師が伝える「中学数学の本質」
中学数学の「なぜそうなるのか?」を、現役塾講師の視点からわかりやすく解説。
計算ミスの原因、途中式の書き方、公式の意味など、つまずきやすいポイントを丁寧にほぐしていきます。

丸暗記ではなく「納得して前に進む」ことを大切に。
数式の意味が見えるようになる指導を目指しています。
このブログでは、

中1〜中3の各単元を段階的に解説
生徒がよく間違えるポイントを例に解説
塾現場での教え方や教材の紹介 など
現役指導者として日々の指導経験をもとに、学びやすさを第一に発信しています。

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