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【因数分解の基本】共通因数でくくる方法をマスターしよう

目次

導入

因数分解の第一歩は「共通因数でくくること」。

展開が「分配法則」だったのに対し、その逆をたどるのが「因数分解」です。まずは、すべての項に共通する数や文字を見つけて、かっこの前に出す方法を学びましょう。


例題1:6a+9b を因数分解せよ

ステップ①:共通因数を探す

6aと9b の両方に共通する数は3。

6a+9b = 3(2a+3b)

ステップ②:正しくくくれたかチェック

展開して戻せばOK。

3×2a+3×3b = 6a+9b

例題2:4x²−8x を因数分解せよ

ステップ①:共通因数を探す

4と8の共通因数は4。
x²とxの共通因数はx。
→ よって「4x」でくくれる。

4x²−8x = 4x(x−2)

ステップ②:展開して確認

4x×x − 4x×2 = 4x²−8x

ポイントまとめ

  • すべての項に共通している数・文字を探す
  • くくるときは「かっこ」を使う
  • 展開して元に戻るか必ずチェック

まとめ

  • 因数分解は展開の逆!まずは共通因数でくくる練習を徹底しよう
  • どこまでくくれるか丁寧に見極めよう
  • 答えが合っているかは展開で確認!
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この記事を書いた人

塾講師が伝える「中学数学の本質」
中学数学の「なぜそうなるのか?」を、現役塾講師の視点からわかりやすく解説。
計算ミスの原因、途中式の書き方、公式の意味など、つまずきやすいポイントを丁寧にほぐしていきます。

丸暗記ではなく「納得して前に進む」ことを大切に。
数式の意味が見えるようになる指導を目指しています。
このブログでは、

中1〜中3の各単元を段階的に解説
生徒がよく間違えるポイントを例に解説
塾現場での教え方や教材の紹介 など
現役指導者として日々の指導経験をもとに、学びやすさを第一に発信しています。

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