目次
導入
式が複雑に見えても、よく見れば「同じかたまり」が共通して含まれていることがあります。
今回は「共通因数でくくる」基本的なパターンを見ていきましょう。
例題:a(x−y)+b(x−y) を因数分解せよ
ステップ①:共通するかたまりを見つける
(x−y) が両方の項に共通している
ステップ②:共通因数でくくる
a(x−y)+b(x−y)
= (a+b)(x−y)
ポイント
- 共通部分が「x」「y」などの文字であっても、式全体をひとまとまりとしてくくることができる
- くくった後の式を展開すれば、元の式に戻ることを確認しよう
まとめ
- 共通因数(かたまり)を見つけたら、前に出して ( ) を使う
- 因数分解は「共通部分探し」と「式をまとめる作業」
- 展開で元に戻ることを必ず確認しよう
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