MENU

【因数分解】共通因数でくくる基本:a(x−y)+b(x−y) の型

目次

導入

式が複雑に見えても、よく見れば「同じかたまり」が共通して含まれていることがあります。
今回は「共通因数でくくる」基本的なパターンを見ていきましょう。


例題:a(x−y)+b(x−y) を因数分解せよ

ステップ①:共通するかたまりを見つける

(x−y) が両方の項に共通している

ステップ②:共通因数でくくる

a(x−y)+b(x−y)
= (a+b)(x−y)

ポイント

  • 共通部分が「x」「y」などの文字であっても、式全体をひとまとまりとしてくくることができる
  • くくった後の式を展開すれば、元の式に戻ることを確認しよう

まとめ

  • 共通因数(かたまり)を見つけたら、前に出して ( ) を使う
  • 因数分解は「共通部分探し」と「式をまとめる作業」
  • 展開で元に戻ることを必ず確認しよう
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

塾講師が伝える「中学数学の本質」
中学数学の「なぜそうなるのか?」を、現役塾講師の視点からわかりやすく解説。
計算ミスの原因、途中式の書き方、公式の意味など、つまずきやすいポイントを丁寧にほぐしていきます。

丸暗記ではなく「納得して前に進む」ことを大切に。
数式の意味が見えるようになる指導を目指しています。
このブログでは、

中1〜中3の各単元を段階的に解説
生徒がよく間違えるポイントを例に解説
塾現場での教え方や教材の紹介 など
現役指導者として日々の指導経験をもとに、学びやすさを第一に発信しています。

コメント

コメントする

目次