目次
導入
文字式では、これからよく出てくるのが分配法則です。
特に「一次式の展開」とよばれる単元では、分配法則を使えるかがポイントになります。
ポイント1:分配法則の基本形
分配法則とは、以下のように「数子を入れる」ような64合です。
2(a + 3) → 2a + 6
3(a - 4) → 3a - 12
数と文字、どちらも同じように分配します。
ポイント2:マイナスもわすれず分配
第二項めが負の数の場合、符号の関係に注意しましょう。
4(a - 2) → 4a - 8
-3(a + 5) → -3a - 15
-を含む数を分配すると、全ての項に影響します。
ポイント3:分数の分配も忘れずに
わり算の場合も分配可能です。分数としてあらわすのがポイントでしたね?
(a + 6) ÷ 2 → a⁄2 + 6⁄2
分数のままになってもOKですが、数子が分数になっても計算は同じです。
まとめ
- 分配法則で抽象的な式も簡単に展開できる
- 負の数や分数でも同じように分配する
- 解きたい方の項を一つずつ分配していけばOK
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